
対策前後のリスク量を数値化して可視化する
事業活動に伴って発生し得るさまざまなリスクを体系的に整理・分析し、対策実施後にもなお残るリスクを可視化することで、より実効性の高いリスクマネジメントを支援します。
事業のスキーム、技術仕様、契約書などの固有データを基に、網羅的にリスクシナリオを特定し、各リスクについて発現時の影響度と発生確率を評価します。影響度には、物的損害や逸失利益、契約リスクなど数値化が可能なもののほか、地政学リスク、法規制変更リスク、風評リスクなど、数値化が極めて困難なものも含まれます。一般的に、数値化が困難なリスクは保険によるリスク移転が難しい傾向がありますが、企業活動における重要なリスクとして、その規模感を把握しておくことは不可欠です。
リスク登録簿(リスクレジスター)による残存リスクの管理
当社は、お客様に対し、企業活動に伴うリスクをすべて抽出・リスト化し、リスク登録簿として管理することを提案しています。登録された各リスクについて、発現時に予想される損害の最大値(可能な限り)と発生頻度を評価したうえで、それぞれに最も有効と考えられるリスクマネジメント手法(保険への移転を含む)を設定します。さらに、その手法を実行した後に残存するリスクの量や発生頻度を評価し、残存リスクの総量を効果的に最小化して許容可能な水準に収める取り組みを総合的にサポートします。
これにより、限られた経営資源を重要なリスク対策へ優先的に配分できるほか、保険付保や内部統制強化の妥当性検討、取引先やステークホルダーへの説明力向上にもつながります。また、対策実施後もなお残るリスクを明確にすることで、「どこまで対応できており、どのリスクを経営判断として受容するのか」を可視化し、実務的かつ戦略的なリスクマネジメントの実現に貢献します。
必要に応じて、本サービスはお客様の業種、事業特性、管理体制に応じて柔軟に設計し、リスクの見落とし防止と継続的なリスク管理の高度化を支援いたします。