PROFESSIONAL STORIES

数兆千億円規模のリスクを読み解き、AI時代にこそ問われる人間力で『顧客志向』を貫き続ける

企業保険部 部長

伊藤 翼

Tsubasa Ito

2021年中途入社

前職 / 損害保険会社

損害保険会社で13年間にわたりキャリアを積み、2021年に当社へ入社しました。顧客のリスクマネジメントを担うブローカーへと転身した背景には、「愛知に生活の基盤を置いて、培ってきた専門性をさらに発揮していきたい」という、中長期的なキャリアビジョンがありました。現在は、日本を代表するグローバル自動車部品メーカー群をクライアントに持ち、数千億円規模の資産に対する高度なリスクファイナンシング戦略を牽引しています。

転職のきっかけと入社の経緯を教えてください。

生活基盤の確立とキャリア発展を両立する。 中長期的な視点に基づく決断

前職の損害保険会社では約13年間キャリアを積んできましたが、次第に中長期的なライフプランを見直すようになりました。私たち夫婦はともに東海地区の出身であり、全国転勤を前提とした働き方に区切りをつけ、地元の「愛知県に生活の基盤を据えたい」と考えるようになりました。もちろん働く場所を優先するあまり、仕事のやりがいや業務範囲を妥協するのは本意ではありません。「これまで培ってきた損害保険のキャリアを決して無駄にせず、さらに発展させたい」という思いもありました。

そうした折、前職時代に交流を深めた豊通グループの方からお声がけをいただいたご縁が、入社の大きなきっかけとなりました。

入社を決めた理由を教えてください。

外資系と対等に戦えるTIMの圧倒的ポテンシャル

TIMは日系のブローカー・代理店領域において、外資系企業と対等に戦える可能性を秘めた数少ない存在だと感じていました。トヨタグループを中心とする強固な顧客ネットワーク、グローバル企業の対応実績、そして総合商社のビジネス基盤を活かした多角的な展開力。これらを武器にビジネスを力強く広げ、世界へ進出していくスケールの大きさに惹かれました。

また、入社するからには「自身の価値をしっかりと発揮できなければ意味がない」とも考えていました。その点、TIMとは前職時代に業務上の関わりがあったこともあり、事業内容や現場の実情を解像度高く理解していました。だからこそ、「即戦力として組織に貢献できる」という明確なイメージを描くこともできました。そして何より、「自分の力で、この会社をもっと強くしたい」と思えたことが、最終的な決断の決め手となりました。

入社前に感じたTIMの可能性を具体的に教えてください。

「リスクの防衛」から、 事業を後押しする「攻めのソリューション」へ

TIMが持つ最大の強みは、総合商社グループという立ち位置の優位性です。私たちは、保険という単一の切り口だけでお客様と向き合っているわけではありません。車両販売や設備の納入、資材の提供など、お客様のビジネスの周辺で多角的に、面でのお付き合いをしています。この強固な基盤を活かせば、リスクから企業を守る防衛手段にとどまらず、お客様の事業展開を力強く後押しするような広がりのあるソリューションを提供できる。そうした可能性が非常に魅力的でした。

入社後にギャップを感じたことはありましたか?

巨大な顧客と改善の余地があるインフラ。ギャップに見出したやりがい

入社当時は今よりも社員が少なく、正直なところ社内インフラや業務プロセスが隅々まで整っている環境ではありませんでした。一方で、対峙するお客様は巨大なグローバル企業ばかり。複雑なリスクに対し、ほぼすべてを「オーダーメイド」で構築するという高度な要求の連続。まさに過渡期であり、最初はギャップを感じました。

しかし、このギャップは私にとって圧倒的な改善の余地でもありました。顧客に合わせた個別対応は不可欠ですが、裏側のプロセスには共通化・標準化できる部分が数多く存在していたのです。前職の大手損保会社で培った知見を活かせば、組織の仕組み化を推進できると考えました。自らの手で会社をより強くしていける環境に、むしろ大きなやりがいを感じました。

現在はどのような業務を担当していますか?

数千億のリスクを定量化し、最適な「リスクファイナンシング」を設計

現在は、トヨタグループの中核を担う日本を代表するグローバル自動車部品メーカー各社を担当し、お客様が世界中で直面する多岐にわたるリスクを精査して、最適な損害保険を調達する業務を統括しています。

具体的なプロセスはリスクの定量化から始まります。例えば数千億円規模の工場火災を想定し、物的損害だけでなく操業停止に伴う利益損失も含めた予想最大損害額を社内の関連部署と連携しながら精密に算出します。しかし、全額を保険でカバーしようとすれば、かえってコスト効率を損ないかねません。そこで、お客様の財務体力や指標を勘案し、例として、「××億円までは自己資金で対応し、超過するリスクのみ保険を適用する」といった、財務戦略に直結する最適なグランドデザインを描きます。

設計した枠組みをもとに実際の保険手配へ進みますが、巨大なリスクは保険会社1社単独では到底引き受けられません。そこで、複数の保険会社と粘り強く交渉し、各社の「キャパシティ(引き受け枠)」を組み合わせて、ひとつの大きな保険プログラムを構築します。まさに、お客様の経営を背後で支えるダイナミックな仕事です。

仕事のやりがいや面白さは?

お客様と思考をシンクロさせてビジネスを有機的に繋ぐ醍醐味

根底にあるのは、「お客様の役に立っている」という確かな貢献実感です。巨大で複雑なリスクを紐解き、最適な保険プログラムを提供することで、お客様に深くご満足いただける。結果として、お客様の社内でも「何かあれば、まずはTIMに相談しよう」と真っ先に頼りにしていただける。確かな信頼の好循環が生まれていることに、おおきなやりがいを感じています。

そして、その過程において「お客様と思考をシンクロさせながら、ビジネスを有機的に繋いでいく感覚」を味わえるのが、この仕事の醍醐味です。言われたことを受動的にこなしたり、日々のタスクに追いかけられたりするのではなく、自らが主体となって、目の前の大きな仕事を仕上げていく。この手触り感は、他の仕事ではなかなか味わえない面白さだと感じています。

転職を考えている方へメッセージをお願いします。

「顧客志向の極み」を追求し、 AI時代を生き抜く力と姿勢を共に育む仲間へ

これから仲間になる方に期待しているのは、プロとしての「力」と「姿勢」の両輪です。語学力や高度なリスクファイナンスの知識はベースとして必要ですが、それ以上に大切なのが、目の前の事象に対して「なぜ」の問いを繰り返し、本質まで掘り下げる「姿勢」です。情報をただ右から左へ流すのではなく、常にお客様の事業に深い関心を持ち、考え抜く。この両輪が揃ってこそ、プロとしての価値を発揮できるでしょう。

当社の最大の魅力は、一言で言えば「顧客志向の極み」です。お客様の事業発展を追求できるのはもちろん、社内にはそれを全力で後押しする風土があります。頭ごなしに押さえつけられるようなことは一切なく、年齢や部門の壁を越えて「どうすればお客様のためになるか」を誰もが自由に議論し合える、抜群に風通しの良い文化が根付いているのです。

これからのAI時代においても、現場を大切にし、人間味をもってお客様と熱く向き合う「豊通グループのDNA」は、絶対に生き残る価値だと信じています。この価値観を共有し、共に成長していける「熱いヒューマニティ」を持った方と一緒に働ける日を心から楽しみにしています。

CAREER PATH

これまでのキャリア

  • 2008

    新卒で損害保険会社に入社

    法人営業パーソンとして様々な産業のクライアントを担当

  • 2015

    タイの現地法人へ出向

    豊田通商グループとの出会い

  • 2019

    日本へ帰任

    名古屋でモビリティ領域の事業開発にチャレンジ

  • 2021

    当社へ入社

    ブローカーパーソンとしてトヨタグループ主要企業を担当、現在は部門のマネジメントに従事

PROFILE

伊藤 翼

Tsubasa Ito

  • 年齢

    40代

  • 出身地

    三重県

  • 趣味・休日の過ごし方

    ジョギング、スポーツ観戦、映画・ドラマ鑑賞

  • 一言

    日々の小さな前進と信頼の積み重ねが、未来の大きな成果を生む!


あなたの経験を、最適解に変える。

保険ブローカーとして、企業のリスク参謀として、新しいキャリアを始めませんか。

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